新潟県駅伝交流42.195km対抗戦
- 開催終了
- 日時:令和6年10月20日(日)
- 会場:長岡市営陸上競技場
御礼
三条市民の皆さまからは日頃より多くのご支援、ご協力等を賜り感謝申し上げます。
昨今の交通規制や安全対策などの諸般の事情等により、今年度以降の新潟県駅伝競走大会の中止が主催者側から発表されました。
戦後76回続いて来たこの駅伝大会の中止に多くのチームが落胆し、大きな目標を失い、個々のモチベーションも低下、先行き不安の気持ちでいっぱいでした。
そんな中、県内の長距離走界の維持強化と各市郡町村の団結、交流、次世代選手の育成を目標とした代替大会(案)を、当陸上競技協会会長が発起人となって中越地区を中心とした市郡町村チームに呼び掛け、調整、協議を重ねる中で、このたび10月20日(日)に「新潟県駅伝交流42.195km対抗戦」として長岡市営陸上競技場での開催に繋げていただくことができました。
三条市チームでは駅伝中止の発表後も、市内の小中学生や他陸協メンバーも交えながら週2回の練習会を継続して開催して参りました。夏の猛暑やグラウンド改修時期と重なるなど思いどおりの練習ができない状況等もありましたが毎回20名前後の参加者が集まりました。
新潟県駅伝交流42.195km対抗戦は、これまでの新潟県駅伝競走大会の出場資格に準じ、1チーム12名以内(うち選手7名)で編成。陸上競技場内で1区から7区まで分けて各距離のタイムトライアルを行い、その合計タイム(42.195km)を競う対抗戦でした。中越地区にとどまらず村上、佐渡、上越、妙高など県内広域17市区町から、これまでの駅伝大会と変わらない25チームが参加。当日は雨もなく、前日からぐっと冷え込んだ気温でしたが競技にはちょうど良いコンディションの中、三条市チームは一般社会人をはじめ、高校生、大学生の若手中心で編成し、軒並み上位順位で健闘いたしました。8位に14秒届かず総合9位と惜しくも入賞を逃す結果となりましたが、控え選手のレースも開催され、登録したメンバー全員が最高の走りで記録を残すことができました。
公私のスケジュールを調整して毎週の練習会に参加してくれた社会人、ふるさと選手枠で帰郷して走ってくれた大学生、部活動後の2部練習で参加してくれた中学生、そして大会当日の選手送迎やサポート等をしてくれたメンバー、このほか家庭や職場、地域など本当にたくさんの方々の支えと理解、協力等があってのチーム、まとまりに大変感謝いたしております。
来年度以降の大会開催は不透明ですが、日々の練習の積み重ねと走力の底上げを図るチームづくり、加えて新メンバー獲得と育成に向けた裾野拡大にも情報収集しながら取り組んで参りたいと考えております。
今後も三条市民の皆さま方の変わらぬご支援ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
三条市陸上競技協会
駅伝監督 髙井 滋
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